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日記書きました。(重要)
「Appleが退職後したiPhoneやiPadプロセッサの元開発者を訴えたそうです」

note.idletime.be/diary/201912.

以下、日記の転載

僕も暗号プロセッサを開発して、日本では大きなメーカーを退職して、新会社を設立しているので、 GIGAZINEの記事を読んでみました。
「Appleが退職後に新企業を設立して 58億円を調達したiPhoneやiPadプロセッサの元開発者を訴える」
この記事にあるAppleが訴えていることの中に、僕にあてはまるものがあるのかというと、全くないです。
この機会に、少しだけ暗号LSI ICF3(1999年)の「プロセッサ」について説明します。 RSA暗号はプロセッサ+モンゴメリ乗算器で構成されます。
僕はICF1(1997年)のリーダーを担当して、ICF2(1998年)もリーダーだったように思いますが、 途中から東大卒の小国氏が参入しました。そしてICF3のリーダーは小国氏が担当となりました。 僕はRSA暗号の演算器(剰余演算器)の設計担当になっています。 ICF3は、まだ新しかったモンゴメリ乗算のアルゴリズムを、どうやってASICに実装するのか、 あれこれ僕が考え、東大卒の小国氏が承認する形式で、設計が進められました。 僕のほうは、ICF1、ICF2を経て仕事にも慣れていたので、小国氏に、 それほど指導していただくことはありませんでした。
僕はICF3でモンゴメリ乗算器を採用するのは、やめましょうと進言したのですが、 小国氏の判断により、モンゴメリ乗算器が採用されたことは大きな事実です。
そしてモンゴメリ乗算器の設計案が決まったところで、リーダーの小国氏は、 IBMのCPUとのI/Fの設計に移行し、僕は「プロセッサ」の設計に入りました。
誰からも、何もアドバイスされることなく、快適な環境で1人で設計を完成させました。
OpenICF3のサイトでは「プロセッサ」の 設計図を公開しているので、 独自なプロセッサだということが確認できます。
そして退職時に正式な打ち合わせをして会社から正しくICF3を持ち出しています。
2018年にモンゴメリ乗算器を全部取り換えた ICF3-Fを発明しました。 つまり、ICF3-Fは、小国氏の承認した部分すらない、完全な僕の設計で、従来プロセッサからも、 うるさく言われることもない、ものになっています。
また8bit CPUのICF3-Zも、 モンゴメリ乗算器をはずしているので、ICF3-Zについても同様です。

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